コンテスト創設以来、「日本ゲーム大賞」17年連続入賞実績を誇る専門学校HALで、ゲームづくりの『プロ』、本物のゲームクリエイターになる。
HALは、本物のゲームクリエイターを育成する専門学校。あなたを「ただのゲーム好き」「ゲームファン」からプロのクリエイターに育てます。
ゲームの制作にはゲームデザイナー、ゲームプログラマー、ゲームディレクター、ゲームプランナーなど多くのクリエイターが関わっています。HALはゲームの専門学校としてプロと同じ環境を整えるため、これら幅広い職種を目指すコースを用意。様々な役割のメンバーがそれぞれの意見を交わしながら1本のゲームをつくり上げていく…。ゲームづくりに対する熱い情熱はプロも学生も同じ。HALならきっとあなたを夢中にさせるものが見つかります。
ゲームの開発現場で自分のポジションに責任を持ち、情熱を傾けられる、そんなゲームのプロをHALで目指しましょう。HALにはゲームの専門学校として、あなたを『未経験』から『プロ』にするための教育ノウハウがあります。
このページでは、ゲームの専門学校としてHALに設置された学科・専攻や目指せる仕事を紹介。HALの特徴を知りたい人はもちろん、これからゲーム専門学校について調べようと思っていた人にとっても、「ゲームの専門学校とはどんなものか」がイメージできることでしょう。
HALならではの特色
HALのゲーム制作コースでは、Nintendo Switch™などのプロ用開発環境を導入し、任天堂、ソニー、マイクロソフトのハイエンドゲーム機向け開発技術を学べたり、宮本茂氏や竹内潤氏など業界トッププロによる「スペシャルゼミ」で直接指導を受けられます。
また、企業からの依頼で実践的なゲーム制作プロジェクトに参加しチーム制作を経験でき、さらには卒業後HALパリ校への留学も可能で、グローバルな活躍の機会が広がります。
専門学校HALならではのゲーム分野の実績
圧倒的なコンテスト実績
・日本ゲーム大賞アマチュア部門 17年連続入賞(2007~2023)
・U-22プログラミング・コンテスト 入賞
・GFF AWARD 優秀賞など
産学直結ケーススタディ
・学生制作のゲームが全世界に向けて配信(NTTぷらら ひかりTVゲーム)
・テトリス®モンスターのキャラクターデザイン(エレクトロニック・アーツ)など
任天堂連携のスペシャルゼミ
世界的ゲームプロデューサーの任天堂・宮本茂氏、カプコン・竹内潤氏など、ゲーム分野の様々なノウハウに精通した業界のトッププロが、『スペシャルゼミ』で直接指導。学科・年度により実施内容は異なります。
ゲームクリエイターとは
ゲームクリエイターとは、ゲームソフトやアプリの制作・開発を担う専門家の総称です。企画職、開発職、グラフィック職、サウンド職、テスト職など、様々な役割を持つスペシャリストがチームを組み、それぞれの専門スキルを活かしてゲームを完成させます。各職種が協力し、アイデアの創出から実装、デザイン、音楽制作、品質管理まで、ゲーム制作の全工程を担当します。
企画職
企画職は、ゲーム開発の要となる重要な役割です。新作ゲームのコンセプトや基本構成を考案し、企画書や仕様書を作成します。ゲームの面白さを左右する発想力や、アイデアを具体化する能力が求められます。また、プロジェクト全体の進行管理や、リリース後の分析・改善まで幅広く関わります。
開発職
開発職は、ゲーム制作の中核を担う重要な役割です。主にプログラミングを用いてゲームの設計や構築を行います。具体的な仕事内容には、ゲームシステムの実装、UIの制御、戦闘システムの構築、マップ移動の実装などがあります。
グラフィック職
グラフィック職は、ゲームの視覚的要素を担当する重要な役割です。主な業務には、キャラクターデザイン、背景制作、UIデザイン、エフェクト作成などがあります。2Dや3DCGソフトを駆使し、ゲームの世界観やコンセプトに合わせた魅力的なビジュアルを創出します。
サウンド職
サウンド職は、ゲームの音楽や効果音を担当する重要な役割です。主な業務には、BGMの作曲、効果音の制作、音響設計などがあります。ゲームの世界観やキャラクターの性格を理解し、それらに合ったサウンドを創造します。
テスト職
テスト職、つまりゲームテスターは、ゲーム開発において品質保証を担う重要な役割です。主な業務には、バグの検出と報告、操作性とユーザー体験のチェック、仕様との整合性確認があります。
この職種は、ゲームの品質向上とプレイヤー体験の改善に大きく貢献します。
ゲーム分野で目指せる仕事
HALのゲーム分野の学科に進学すると下記のような職種を目指すことができます。
ゲームCGデザイナー
ゲームCGデザイナーとは、専用のソフトウェアを駆使して、ゲームに登場するキャラクターやアイテムなどすべての2次元・3次元CGを制作する仕事です。
ゲームキャラクターデザイナー
ゲームキャラクターデザイナーとは、ゲームの世界観に合わせて、すべての登場キャラクターをデザインする仕事です。
ゲームプログラマー
ゲームプログラマーとは、ゲームの仕様書や設計書に沿ってキャラクターの動きや効果音などのプログラムを構築し、ゲームを仕上げる仕事です。
ゲームプランナー
ゲームプランナーとは、ゲームの企画立案から完成までを担う仕事です。ゲームの仕様書や設計書を作成し、チーム選定やスケジュール作成、完成したゲームの改善点の分析なども行います。
背景デザイナー
背景デザイナーとは、主にゲーム制作において、世界観に合わせて背景やアイテムをデザインする仕事です。
コンセプトアーティスト
コンセプトアーティストとは、企画書に記されたゲームや映画の世界観を、イラストを用いてビジュアル化する仕事です。
エフェクトデザイナー
エフェクトデザイナーとは、主にゲーム制作において、臨場感を与える演出や視覚効果をデザインする仕事です。破壊、爆発、攻撃シーンの演出や、炎、水、光といった自然現象をCGでリアルに表現します。
モーションデザイナー
モーションデザイナーとは、ゲームやCG作品のキャラクターに動きをつける仕事です。
モーションキャプチャーアーティスト
モーションキャプチャーアーティストとは、専用機器を用いて人やもののリアルな動きをデータ化し、CGで表現する仕事です。
ゲームディレクター
ゲームディレクターとは、ゲーム制作の現場全体を統括する「現場リーダー」を担う仕事です。
ゲームシナリオライター
ゲームシナリオライターとは、ゲームの台本をつくる仕事です。物語の設定や展開、キャラクターのセリフなどを考えます。
ゲームデザイナー
ゲームデザイナーとは、ゲームの仕様書・設計書の作成や、ゲームの改善点の分析をする仕事です。会社によってはゲームプランナーと呼ばれます。
レベルデザイナー
レベルデザイナーとは、ゲームのステージ構成に特化した仕事です。プレイヤーが楽しめるよう、地形や建造物といった環境的要素、敵キャラ・アイテム・ギミックの設定や配置をステージごとにデザインします。
アミューズメントプランナー
アミューズメントプランナーとは、主にアミューズメント施設に設置されているアーケードゲームを制作する仕事です。
オンラインゲームプログラマー
オンラインゲームプログラマーとは、オンラインゲームの制作に特化したゲームプログラマーです。
スマートフォンゲームクリエイター
スマートフォンゲームクリエイターとは、スマートフォン用のゲームアプリの制作に特化したゲームクリエイターです。
ゲームクリエイター
ゲームクリエイターとは、ゲーム制作に携わる職業の総称です。
ゲーム分野の仕事を目指せる学科
HALは、最先端の開発環境と実践的な授業で指導を行うゲームの専門学校。ゼロからじっくり学んでハイクオリティなゲームを制作できるようになる4年制、短い時間で技術が学べる2年制、大学とのWスクールや仕事を続けながらゲーム技術を学べる夜間コースなど、「ゲームを仕事にしたい」「ゲームについて学びたい」人のニーズに応じた様々な年限や時間帯の学科を用意しています。
昼間部 ゲーム4年制学科 ゲームデザインコース
Nintendo Switch™、PS5™、Xbox Series XISなど、ゲームをプレイする端末の進化にともない、ゲームのグラフィックスも飛躍的に進化しています。この学科では、魅力的なキャラクターや美しい背景など、ゲームを彩る映像に躍動感を与えるゲームデザイナーを育成。4年間でこれからのゲーム機の進化にも対応できるゲームデザインの技術・知識を身につけます。
1年次にはゲームデザイナーに必須のCG技術だけでなく、プログラムなどゲームづくりの基本から学び、基礎を築きます。2年次にはIllustrator、PhotoshopやMayaなどCG制作ソフトの操作を通して、キャラクターや背景などの制作力を徹底的に養います。
3年次にはオリジナルゲームの制作など実践的な課題を通して就職活動を見据えた作品づくりを実施。集大成となる4年次には就職活動に加え、社会人としてのマナー研修や企業と連携したプロジェクトなど、実務レベルの作品制作を行い、現場で即戦力として活躍できる力を身につけます。
昼間部 ゲーム4年制学科 ゲーム企画コースⅠ/ゲーム企画コースⅡ
ゲームは今や娯楽に留まらず、教育や医療など幅広い分野にまで応用されています。
そのゲームづくりを担うゲームプランナーやゲームディレクターに何より求められるのは、既存の枠にとらわれない新しいゲームを創造するための企画力。さらにそれらのアイディアを表現するための企画書制作力や、ゲーム開発に必要なプログラムやグラフィックデザインなどの知識も必要とされるでしょう。
HALのゲーム企画コースⅠ/ゲーム企画コースⅡではこれらの知識・技術を4年間の専門的な教育を通して身につけ、新たなエンターテイメントを創造できるプランナーやディレクターを目指します。また、HALではゲーム企業との産学連携に力を入れており、任天堂、マイクロソフト、スクウェア・エニックス、グラスホッパーマニファクチュアなど著名なゲーム企業から依頼を受けて、ゲーム制作にあたる授業など、実践的なプロジェクトを多数行っています。
昼間部 ゲーム4年制学科 ゲーム制作コースⅠ/ゲーム制作コースⅡ
どんなに魅力的なゲーム企画があっても、どんなに美しいグラフィックスがあっても、ゲームプログラマーがいなければ、ゲームを完成させることができません。ゲーム制作のセンターを担うのがゲームプログラマーという職種。キャラクターや効果音、エフェクトなど複数の要素を連動させて実際のゲームをつくり上げるのが役目です。
Nintendo Switch、PS5™、Xbox Series XISなどゲームを動かすハードの進化は目覚ましく、様々な表現ができるようになりました。当然ながら、それを実現するためのプログラミングも高度で、多種に及びます。ゲーム業界へ就職し、活躍するためにも、HALでは3Dを含む高度なプログラミング技術を身につけた即戦力かつ柔軟性のあるプログラマーを育成。
最新の設備と業界出身の指導陣、そして4年間という時間があなたのゲームプログラマーになるという夢をかなえます。
昼間部 ゲーム学科 2年制
2年間でプロ用ゲーム開発環境によるプログラムやグラフィックの技術を修得することができるコースです。ゲーム開発の基本となる言語からC++、そして、Xbox One等でも用いられるゲーム拡張インターフェイスのDirectXなど、ゲーム業界でプロとして活躍するために必要なプログラム技術を修得します。
ゲームプログラムとキャラクターデザインの2つの専攻が設置されており、専攻別に、オリジナルのゲーム開発、ゲーム用のデザイン技術修得を行います。
2年間という短期間であっても、ゲーム業界への就職が目指せる専門学校がHALです。
夜間部 ゲーム学科 2年制
夜間部は、大学や他の専門学校とのWスクールや、社会人が仕事と両立して学ぶケースが多いのが特徴です。月・水・金の夜間の時間帯が授業時間で、限られた時間だからこそ集中して学ぶことができ、ゲーム制作のノウハウを身につけることもできます。授業のない火・木曜日にも専門学校HALの最先端の機器を使用し、実習も可能です。
特にHALならゲームプログラムだけでなく、3D技術などビジュアル面でも技術を身につけることができるため、ゲーム制作に必要とされるハイレベルな技術を身につけることができます
ゲームの種類
ゲームの種類は多岐にわたり、アクション、アドベンチャー、RPG、シミュレーション、スポーツ、パズルなどがあります。これらはプレイスタイルやテーマによって分類され、各ジャンルが独自の体験を提供します。
システム別
シューティングゲーム
シューティングゲームとは、銃やミサイルなどの武器を用いて敵を射撃して倒すゲームです。
アクションゲーム
アクションゲームとは、ボタンやコントローラーを用いてキャラクターの動きを操作し、ゲームクリアや対戦の勝利をめざすゲームです。
ロールプレイングゲーム
ロールプレイングゲーム(RPG)とは、プレイヤーが架空世界のキャラクターに扮してストーリーを進めながら、冒険、対戦、キャラクターの育成などを楽しむゲームです。
アドベンチャーゲーム
アドベンチャーゲームとは、主にコンピューターとプレイヤーの対話形式でストーリーが進む思考型のゲームです。プレイヤーはストーリーに沿って主人公の行動を選択し、謎解きや冒険を楽しみます。
レースゲーム
レースゲームとは、四輪車や二輪車などの乗り物を操縦したり、キャラクターを操作したりして、設定されたゴール地点に到達する速さを競うゲームです。
パズルゲーム
コンセプトアーティストとは、企画書に記されたゲームや映画の世界観を、イラストを用いてビジュアル化する仕事です。
シミュレーション
シミュレーションとは、特定の状況を仮想的に体験できるゲームです。定番の題材には戦争や都市計画などがあり、自分の選択や行動に応じて結果が変わるのでリアルな仮想体験を楽しめます。
サンドボックス
サンドボックスとは、明確なストーリーやクリア条件などがなく、提供された世界観でプレイヤーが自由に行動して楽しめるゲームです。
音楽ゲーム
音楽ゲームとは、音楽に合わせてボタンを操作したり何らかのアクションを起こしたりして、スコアを稼いで楽しむゲームです。
テーブルゲーム
テーブルゲームとは、カードゲームやボードゲームなど、プレイヤーが卓上でおこなえるゲームをコンピューター上に表現したゲームです。
プラットフォーム別
コンシューマーゲーム
コンシューマーゲームとは、家庭用ゲーム機とソフトウェアの総称です。テレビなどの画面に専用のゲーム機・コントローラーを接続してプレイします。コンシューマーゲームの制作には、基本的に高度で先進的な技術を用いるため、規模によっては数百人のゲームクリエイターが携わります。
スマホゲーム
スマホゲームとは、スマートフォン上で動作するゲームアプリの総称です。SNSをプラットフォームとしたソーシャルゲームも含まれます。
基本的に場所を選ばず、スマートフォンひとつで手軽に楽しめることから、近年最も市場が拡大しておりゲーム業界を引率するジャンルです。
PCゲーム
PCゲームとは、パーソナルコンピュータ(パソコン)上で動作するゲームソフトウェアの総称です。特徴として、キーボードとマウスのみの操作、ゲームライブラリの豊富さなどが挙げられます。圧倒的なグラフィックの美しさはPCゲーム最大の魅力です。
アーケードゲーム
アーケードゲームとは、主にゲームセンターや遊園地などのアミューズメント施設に設置されているゲーム機の総称です。筐体のボタンやレバーなどを操作して、アクションゲームやレースゲーム、トレーディングカードゲーム、クレーンゲームなどさまざまなゲームが楽しめます。
ゲーム制作の流れ
ゲーム制作は、企画・設計から始まり、ゲームエンジンでのプログラミング、グラフィック制作、サウンド実装、テスト、デバッグを経て、最終的にリリースされます。各工程で多様な専門職が連携し、一つの作品を創り上げていきます。
①企画立案
市場のニーズやゲームプロデューサーの要望を加味したうえで、ゲームプランナーが新規ゲームのジャンルやコンセプトを決定します。概要が決まったら、多くの場合は「企画書作成→プレゼンテーション実施→社内承認」の段階を経て制作準備に入ります。
②プロトタイプ版の制作
本制作にはいる前にゲームの面白さや制作価値を検証するため、ゲームプログラマーがプロトタイプ版(試作品)を制作します。この段階では、ゲーム全体の雰囲気や操作感など、ゲームの大枠を確定させます。
③基本設計
企画書に沿って、ゲームプランナーが仕様書を作成します。仕様書とは、「機能仕様・UI/演出仕様・データ設計」が記載されたゲームの設計図のようなものです。このとき、ゲームプログラマーはアーキテクチャ設計、ゲームCGデザイナーはキービジュアル制作をおこないます。
④α(アルファ)版の制作
プロトタイプ版や基本設計に沿って、本制作の初期段階となる「α版」を制作します。α版とは、ゲームのメイン要素や最低限の機能が組み込まれたものです。ゲームとしてプレイは可能ですが、未実装やバグが多数存在するため外部には公開されません。
⑤β(ベータ)版版の制作
β版制作では、α版のバグの改善やメイン以外の部分・機能の実装をおこない、一通りプレイできる状態にします。β版からはユーザーへの公開が始まり、特定のユーザーにテストプレイしてもらう「クローズドβ」、不特定多数のユーザーに試用してもらう「オープンβ」の2種類を制作します。
⑥マスターアップ版の制作
β版のバグを改善し、本試作の最終段階となるマスターアップ版を制作します。完成したマスターアップ版は正式に製品としてリリースされますが、その後バグが確認された場合はデバック対応することもあります。
ゲームの市場規模
ゲーム市場の規模は、国内外問わず年々拡大しています。特に、モバイル端末の普及やeスポーツの人気上昇などの影響から〝オンラインプラットフォーム〟の成長が著しく見られています。今後も世界全体で成長が期待される産業のため、ゲーム業界にはグローバルに活躍できる人材が求められるでしょう。
ゲームクリエイターの年収
ゲームクリエイターの平均年収は〝約527万円〟と日本の平均年収よりも高く、全体の給与幅は〝352〜837万円〟と比較的広い傾向にあります。
ゲームクリエイターのビジネスモデルは多種多様で、働く会社や地域、業種、働き方などによって得られる年収は大きく異なります。現役のプロには年収1000万以上稼いでいる方もおり、自分の努力や工夫次第で高額な収入の獲得を目指せる業種です。
ゲームクリエイターに必要なスキル
ゲームクリエイターに必要なスキルは多岐にわたります。
以下のスキルを習得することで立派なゲームクリエイターへの一歩を踏み出すことができます。
ツールに関する知識
これからのクリエイターを目指すのであれば、ゲーム開発ツールの操作技術を必ず習得しましょう。一般的に現代のゲーム制作現場では「ゲームエンジン」を用いたゲーム開発が進められており、即戦力となるには欠かせない技術です。
プログラミングスキル
ゲーム制作においてプログラミングスキルは欠かせません。ゲームプログラマーを目指す方はもちろん、ゲームプランナーなどにおいてもプログラムを「読み」「書き」できるスキルが求められます。
企画力 / 創造力
ビジネスにおけるゲーム制作では、ただ面白そうなゲームをつくるのではなく〝売れるゲーム〟の開発が求められます。ゲーム業界のトレンドは移り変わりが早く、また、すでに世間には数多くのゲームがリリースされているため、時代とユーザーのニーズに合わせ、ユーザーの飽きにくい斬新なアイデアを創造し、企画する力が必要です。
コミュニケーション能力
ゲーム制作の過程では、会社の内外部を含め多くの関係者と関わります。相手の意図を汲み取ったり自分の考えを正しく伝えたり、作業を円滑に進めるためのコミュニケーション能力が必要です。
マネジメント能力
ゲームクリエイターのなかでも、ゲーム制作現場のリーダーポジションである「ゲームプロデューサー」や、ゲーム制作の最初から最後までに関わる「ゲームプランナー」には、さまざまな職種のゲームクリエイターをまとめるマネジメント能力が求められます。
ロジカルシンキング
ゲームクリエイターのなかでも、「ゲームプログラマー」や「グラフィックデザイナー」は、プログラミングで数学や物理学の知識が求められるため、論理的に物事を考えられる力が必要です。
忍耐力
ゲーム制作では、完成までにバグを繰り返し改善する作業があります。また、納期が決まっているため、期日内に作業を終わらせるために残業が増える可能性もあります。ゲームクリエイターには、このような繰り返しの修正や不規則な作業時間に耐えられる「忍耐力」が必要です。
ゲームクリエイターの就職先
ゲームクリエイターの就職先として主にプラットフォーマー、パブリッシャー、デベロッパーの3つが挙げられます。
プラットフォーマー
プラットフォーマーは、ゲーム機本体を開発・所有する企業で、任天堂やソニー、マイクロソフトが代表的です。これらの企業では、ゲームソフトの開発ガイドラインを定め、独自のプラットフォーム上でゲーム体験を提供します。ゲームクリエイターにとって、プラットフォーマーでの就職は高い技術力が求められ、競争が激しいですが、魅力的なキャリアパスを築くことができます。
パブリッシャー
パブリッシャーは、ゲームの制作・販売を行う企業で、開発スタジオと連携してゲームを市場に投入します。マーケティングやプロモーション、流通管理を担当し、ゲームの成功に向けた戦略を立案します。クリエイターは、企画やデザイン、テストなど多様な役割で活躍し、業界全体に影響を与える重要な存在です。
デベロッパー
パブリッシャーは、ゲームの企画、開発、マーケティング、販売を統括する企業です。デベロッパーが制作したゲームを市場に送り出し、宣伝活動や販売戦略を展開します。また、自社で開発機能を持たない場合もあり、外部のデベロッパーに開発を委託することもあります。
HALからゲーム分野に就職した卒業生
日本ゲーム大賞を受賞してもなお、子どもの思い出に残る、そんな作品をつくりたい。
一瀬 泰範さん/株式会社カプコン/1998年卒業
在学中に同級生と開発したゲームで日本ゲーム大賞を受賞。
イレネ・ヘルセノウイスさん/任天堂株式会社/2018年卒業
専門学校HALの主な内定先 ※抜粋(順不同)
- 任天堂
- ソニー・インタラクティブエンタテインメント
- スクウェア・エニックス
- カプコン
- セガ
- バンダイナムコエンターテインメント
- Cygames
- 白組
- デジタル・フロンティア
- オー・エル・エム・デジタル
- 東映アニメーション
- 博報堂プロダクツ
- NTTグループ
- サイバーエージェント
- LINEヤフー
- トヨタ自動車
- 日産自動車