IT/WEB/AI
2018.10.9
ITで身近な人の役に立ちたい。HALでの経験を最大限に活かし、より良い社会を創る。
加藤 智紀(かとう とものり)
株式会社 LITALICO LITALICOワンダー 事業企画グループ/エンジニア
高度情報処理学科(現:高度情報学科)/2015年卒業
「障害のない社会をつくる」そんなビジョンを掲げて、幼児教育や障害者支援を手がける会社、それが株式会社 LITALICOだ。加藤さんは、LITALICOの事業の一つである、“IT×ものづくり”を通して子どもの個性に合せた創造力を育む教室「LITALICOワンダー」において、幅広く活躍している。 入社以来、新規教室の立ち上げや運営、ワークショップや企業とのイベントの企画、カリキュラム開発、採用、育成など幅広い業務を担当してきた。現在は既存教室のサービスサポートをメインに新規教室の立ち上げ、企業連携などを担当している。 加藤さんがLITALICOに入社した動機は2つある。 1つ目は、LITALICOの「障害のない社会をつくる」というビジョンに強く共感したこと。そして2つ目はHALでの学びを通して、エンジニアやクリエイターをもっとかっこいい、憧れの職業にしたいという考えからだ。 HALでは学内アシスタントスタッフの全体管理統括を務めていた。全コースの体験入学の実習内容を考えた経験は、今の仕事と直結しているそうだ。「実習内容を考える中で、ITだけでなくゲームやCGなど他学科の最新技術やツールにも触れる機会をつくったことで、幅広く知識が身につけられました」と語る加藤さん。今でもその経験を引き出しにして、ゲームづくりやロボットづくりの指導に活かしている。 「一緒にアシスタントスタッフを務めた同級生とは今でも連絡を取っていて、そのつながりから教育提携などで様々な業界の方とつないでもらうことも多いです。」と語る。HALで築いた人脈は今でも生かされているようだ。
加藤さんは現在、学生時代から触れていたゲームエンジン・Unityの社内推進に力を入れている。その成果もあり「LITALICOワンダー」では、Unityを使ったゲーム制作を教えるカリキュラムが開始されるようになった。2018年5月には、これまでの活動が評価され、25歳の若さで国内最大のUnityのカンファレンスイベント『Unite Tokyo 2018』に登壇。「教育現場でのUnity活用」をテーマにUnityを使用したプログラミング教育について講演を行った。 ※写真はYahooニュースで取り上げられた様子 最後に、HALの学生に対してメッセージをくれた。 「ITの専門学校に入ったからといって、必ずエンジニアになる必要はありません。学べる分野の広さにわくわくして、自分がやりたい!と思う仕事や環境を自分の目と足で見つけて選んでもらえればいいなと思っています。道を選ぶのも自分、選んだ道を正解にしていくのも自分です。」 経験のすべてを糧に、より良い社会の実現に邁進していく彼の情熱と活躍にこれからも注目していきたい。 ※2018年10月時点の情報です。
在学時からインターンシップでアプリ開発を経験。2015年にHALを卒業後、同年4月に株式会社 LITALICOに入社。2018年10月現在、“IT×ものづくり”で子どもの個性に合せた創造力を育む教室「LITALICOワンダー」において事業企画グループのエンジニアとして幅広く業務を担当している。国内最大のUnityのカンファレンスイベント『Unite Tokyo 2018』では25歳の若さで登壇者に選ばれ、「教育現場でのUnity活用」について講演を行った。
株式会社LITALICO
「障害のない社会をつくる」をビジョンに掲げ、IT×ものづくり教室「LITALICOワンダー」、幼児教室・学習塾「LITALICOジュニア」などの教育サービスや就労支援サービス「LITALICOワークス」を提供している。