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2022.3.30

プロレベルの環境で際限なく学べる だから夢をかなえられる

  • 高橋 陸

    株式会社セガ ゲームコンテンツ&サービス事業本部 第3事業部 プログラマー

    ゲーム制作学科(現・ゲーム4年制学科 ゲーム制作コース)/2018年卒業

夢をかなえ、オンラインゲームのユーザーから開発側へ

セガでプログラマーとして活躍する高橋さんは、日本のオンラインゲームを代表する人気シリーズであるオンラインゲーム『PSO2 ニュージェネシス』の開発に携わっている。入社以来、ゲーム内でも重要なアクションパートにおいて、プレイヤーやエネミー(敵キャラクター)の実装を担当している。今の仕事を志した理由は、子どもの頃にさかのぼるという。 「いろいろな人と繋がることができるオンラインゲームが好きで、子どもの頃から遊んでいました。そこから将来を考えた時に、好きなことを仕事にしたい。自分と同じようにオンラインゲームが好きな人に良いゲームを提供したいと思うようになり、今の仕事を志望しました」。 子どもの頃から慣れ親しんでいたオンラインゲーム。夢をかなえ、遊ぶ側から開発側に回った現在のやりがいをこう語る。 「アップデートによって、毎週のようにユーザーに新しい体験を届けることができること。そして実装したコンテンツをユーザーと一緒に遊べることにやりがいを感じています」。

ⓒSEGA

在学中からプロレベルの仕事を経験

入社以来、即戦力としてゲーム開発に携わる高橋さん。「学生時代とのギャップなく仕事ができています」と言うが、どんな学生生活を送っていたのだろか。 「HALでは、ゲーム制作の基礎からスタートして、プロレベルの“こだわり”まで身につけることができました。特に、ゲーム会社と連携したプロジェクトで実際にゲーム制作を行えたことがとても大きな経験でした。マイルストーン毎にプロ目線での厳しいコメントをいただき、一緒にプロジェクトを進めていけたことは、今の仕事でもそのまま役立っています」。 企業からのお題で学生たちが企画立案から実制作まで取り組む『産学直結ケーススタディ』をはじめ、長期のインターンシップや就職指導、社会人としてのマナー教育まで、HALに用意されているカリキュラムやサポートを最大限に活用し、技術力だけではなく、プロの現場でも通用する「実践力」を身につけた高橋さん。そのすべてが、現在の仕事につながっているようだ。

高度な資格取得にもつながったHALでの学び

そんな高橋さんがHALへの入学を決めたのは、意外にもこんな理由だったという。 「ゲーム制作を学べる学校を比べたときHALにはゲームの学科だけではなく、様々な学科があることに興味をもちました。入学前に卒業制作・発表展も見に行ったのですが、HALだけでなくグループ校の「モード学園」や医療系の学校と3校一緒になってつくり上げていて、規模の大きさに魅力を感じて入学を決めました」。 知識0の状態で入学したという高橋さんだが、在学中にIT分野の知識を証明する国家資格「情報処理技術者試験」の上位資格「データベーススペシャリスト」まで取得。加えて、「情報検定 情報活用試験」では難易度の高い1級に合格し、最も優秀な合格者に贈られる文部科学大臣賞を受賞した。卒業時にはその年で最も高度な資格を取得した卒業生に贈られる「ライセンス オブ ザ イヤー」賞にも選ばれている。 「HALでは、通常の授業の他に、1科目から受けられる『科目別フリープラン』で夜間の講義を受講していました。在校生は3科目の受講料が免除になるので、お得に受講することができたのがよかったです。半年に渡るデータベースの講義にもこの制度が適用されたことは驚きでした。おかげでIT分野の専門科目であるデータベースについても実践的な知識を得ることができ、資格取得にもつながりました。ゲーム制作においてもデータベースは必要な知識なので、勉強できてよかったと実感しています」。 最後に、HALで学ぶ後輩たちへ向けてエールをもらった。 「学びたいだけ学べる環境がHALにはあります。ぜひ、所属する学科にとらわれず様々なことを学んでください」。

高橋 陸

株式会社セガ ゲームコンテンツ&サービス事業本部 第3事業部 プログラマー

ゲーム制作学科(現・ゲーム4年制学科 ゲーム制作コース)/2018年卒業

HAL卒業後、株式会社セガにゲームプログラマーとして入社。以来、『PSO2 ニュージェネシス』の開発に携わっている。卒業時には、その年で最も高度な資格を取得した卒業生に贈られる「ライセンス オブ ザ イヤー」賞を受賞した。

株式会社セガ

家庭用ゲーム機、PC、スマートフォン向けゲームの企画・開発・販売・運営及びアーケード機器の企画・開発・販売を軸に事業を展開するほか、ゲーム事業で培ったノウハウを生かしたデジタルサービスやキャラクター商品の企画・開発・販売等を行う。代表的なコンテンツ・製品は『ソニック』『龍が如く』『ぷよぷよ』や、『ハングオン』『UFOキャッチャー』など。