就職プレゼンテーション作品:ゲーム制作分野『ULTRAPID』

学生作品

2025.3.31

就職プレゼンテーション作品:ゲーム制作分野『ULTRAPID』

この作品は、2024年度 就職作品プレゼンテーション出展作品です。

作品分野

ゲーム制作

作者名

髙下 大揮 / ゲーム4年制学科 ゲーム制作コース

開発環境・使用ツール

DirectX11、C++

作品コンセプト

疾走感や爽快感があるスピード系の3Dアクションゲームです。 プレイヤーは球状でトゲトゲしたキャラクターを操作し、ステージ上を駆け回りながら、ステージ内に散らばるオブジェクトを壊し、制限時間内にできるだけ多くのスコアを稼ぐことを目指します。キャラクターは徐々に速度が上がり、スピードが速いほど高スコアを獲得できる仕様です。曲がり角ではドリフトを駆使しつつ、高スピードを維持しながら、最終的にハイスコアを目指すゲームとなっています。

作品のアピールポイント・注力したこと

スピード感を演出するために工夫した点として、カメラの視野角度操作、モーションブラーや火花などのエフェクト、ドリフトによる速度の緩急、低速時ほど強くかかるヒットストップなどを取り入れました。 本作の制作において特に注力したのは、スピード感を維持しつつ、プレイヤーが快適にプレイできるようFPSを絶対に下げないことです。そのための工夫として、大量のオブジェクトをインスタンシングで描画するほか、視野範囲外のオブジェクトを描画しないフラスタムカリングの導入、当たり判定におけるブロードフェーズ・ナローフェーズの活用など、負荷のかかりやすい処理を徹底的に軽量化しました。 また、本作のベースとなる作品は、夏の3Dゲーム学内コンテストにおいて技術力賞を受賞することができました。

制作にあたってHALで学んで活かせたこと

インスタンシングやフラスタムカリングなどは、HALの授業で学んでいたからこそ作品に実装することができました。 ※学科名・学年は作品制作当時。

就職作品プレゼンテーションとは

就職作品プレゼンテーションは、希望業界への就職をめざす卒業前年度の学生(4年制3年次、2年制1年次)のために、ゲーム・CG・映像・アニメ・デザイン・ミュージック・IT・WEBなどの各業界で人気上位の企業から、採用・開発・制作担当者を招き、学生が自ら作品をプレゼンテーションできる専門学校HAL独自のカリキュラムです。就職希望企業と直接話を聞けるチャンスのため、希望者は大阪・東京・名古屋の3地区どこでも参加ができます。(一定の条件あり)