学生作品
2025.3.31
就職プレゼンテーション作品:ゲーム制作分野『Duel Knight』
この作品は、2024年度 就職作品プレゼンテーション出展作品です。
作品分野
ゲーム制作
作者名
橋本 拓実 / ゲーム4年制学科 ゲーム制作コース
開発環境・使用ツール
Visual Studio 2022 , C++20, DirectX11 使用ライブラリ ImGui(ImPlot), SimpleMath, Effekseer, Assimp, stb_image, Bullet Phisics, nlohmann-json, magic_enum
作品コンセプト
プレイヤーと敵との1対1の3Dバトルアクションゲームです。 バトルアクションに合ったアニメーション技術を学び、ユーザーへの面白さや手触りの良さを向上させていきました。
作品のアピールポイント・注力したこと
「魅力的なバトルシーン」を実現する為に、以下の部分にこだわりました。 ①バトルアクションに合うスケルタルアニメーション 素材元のアニメーションは緩急が感じにくく、目標とするバトルには向いていませんでした。そこで、自作のアニメーションカーブにより1つのアニメーション内で再生速度を曲線的にを編集できるようにし、緩急をつけられるようにしました。 ②プレイヤー操作の手触り プレイヤー行動のキャンセルを3種類に分けて、各種類のキャンセルを細かく調整することで手触りを向上しました。また、先行入力を取り入れることで、プレイヤーが狙った行動を起こせないといった不満を取り除きました。 敵に攻撃を当てたときのヒット演出にもこだわっており、敵にヒット時のリアクションを持たせ、エフェクトやサウンドを再生することで気持ちよさを向上させています。 ③迅速に制作できる開発基盤 GUIでオブジェクトやコンポーネントのパラメータを編集することができ、パラメーターを外部のJSONファイルに持つことで、ランタイム上でパラメーター調整できる構造を実現しました。
受賞実績
・2024 夏の3Ⅾゲーム学内コンテスト 構成力賞
制作にあたってHALで学んで活かせたこと
プログラミングの初歩から学べる授業のカリキュラムで、学年が進む度にプログラマーとして表現できる技術力が上がっていることが実感できました。心強い教員が多く在籍しているので、実装についての相談や作品のフィードバックをもらうことができ、よりクオリティを上げられることができました。 ※学科名・学年は作品制作当時。
就職作品プレゼンテーションとは
就職作品プレゼンテーションは、希望業界への就職をめざす卒業前年度の学生(4年制3年次、2年制1年次)のために、ゲーム・CG・映像・アニメ・デザイン・ミュージック・IT・WEBなどの各業界で人気上位の企業から、採用・開発・制作担当者を招き、学生が自ら作品をプレゼンテーションできる専門学校HAL独自のカリキュラムです。就職希望企業と直接話を聞けるチャンスのため、希望者は大阪・東京・名古屋の3地区どこでも参加ができます。(一定の条件あり)