学生作品
2025.3.31
就職プレゼンテーション作品:ミュージック分野『重厚な映画サウンドと感情表現を重視した効果音作品』
この作品は、2024年度 就職作品プレゼンテーション出展作品です。
作品分野
ミュージック
作者名
井口 蒼 / ミュージック学科
開発環境・使用ツール
DAW:Studio One7、Pro Tools、Logic X
作品コンセプト
重厚なロボットが戦場を駆け回る映像に、映画のような迫力やスケール感、心情表現をこだわった作品となっております。
作品のアピールポイント・注力したこと
この作品では大きく分けて二点こだわりました。 ・戦場の絶望感を音で伝える工夫 ・武器や機体の内部機構まで考えた音作り 映像における感情表現は映像内に存在するオブジェクト(土や機体など)の質感にこだわり、乾いた音や冷たい音に加工することで感情を表現しています。 また、ロボットの機構を意識した音作りをするためにフォーリー収録などを行い、効果音を自作することで自身の質感の解釈を明確に反映しております。
制作にあたってHALで学んで活かせたこと
この制作にあたりHALで学んで活かせたことは以下の二点です。 ・フォーリー収録専科で学んだ収録方法と素材選びの考え方 ・効果音作品の演出面の考え方 放課後に行なっているフォーリー収録専科を受講し、収録方法を学んだことによって、効果音ライブラリの中から選音する以上に解像度の高い質感表現が可能となりました。 また、効果音分野の授業において学んだ、「映像の見せ場がどこにあるか」という考え方を、見せ場の緩急に合わせて活用しました。感情表現の起承転結を意識した音作りを行なっております。 ※学科名・学年は作品制作当時。
就職作品プレゼンテーションとは
就職作品プレゼンテーションは、希望業界への就職をめざす卒業前年度の学生(4年制3年次、2年制1年次)のために、ゲーム・CG・映像・アニメ・デザイン・ミュージック・IT・WEBなどの各業界で人気上位の企業から、採用・開発・制作担当者を招き、学生が自ら作品をプレゼンテーションできる専門学校HAL独自のカリキュラムです。就職希望企業と直接話を聞けるチャンスのため、希望者は大阪・東京・名古屋の3地区どこでも参加ができます。(一定の条件あり)