授業

2019.10.30

『AKIRA』『マクロス』『この世界の片隅に』を手がけた佐々木史朗氏に学ぶ、 アニメ音楽のプロデュース

株式会社フライングドッグ 代表取締役社長の佐々木史朗氏をお招きし、HAL東京・HAL大阪・HAL名古屋3校でスペシャルゼミを開催しました!佐々木氏は『AKIRA』、『マクロス』シリーズ、『この世界の片隅に』など、日本を代表するアニメーション作品に携わってきた音楽プロデューサーです。 講義テーマはずばり、「アニメ音楽のプロデュース」。数々の作品を手がけてきた佐々木氏でなければ語れない裏話を、ユーモアを交えながら説明いただきました。まずは、アニメーションの主題歌・BGM・効果音など、アニメに必要な音のつくり方や注意点についてクリエイティブ面・ビジネス面からお話しいただきました。

  • HAL大阪での講義の様子

  • HAL名古屋での講義の様子

  • HAL東京での講義の様子

続いて、『マクロスΔ』などの代表作品を例に、どのように音楽をつくってきたか解説いただきました。Netflixで配信中の最新作『キャロル&チューズデイ』では、「世界中で楽しめる音楽アニメ」というコンセプトの下、国内外のアーティストが楽曲に参加し、実写で撮った演奏映像に絵をつけていくという手法をとっているそう。アニメ音楽の制作現場の様子を詳しく教えていただきました。 ©BONES, Shinichirou Watanabe/Project CAROLE & TUESDAY

講義の最後には学生たちから質問を受け付ける時間も。制作秘話や将来アニメ音楽に携わる方法など、どんな質問にも丁寧に答えてくださる姿が印象的でした。 また、プロデューサーという立場から、「クリエイターは常に良いものをつくりたいけれど、売れるものを求められる葛藤を抱えている。今までにないものをどう認めさせるか、クレイジーとクレバーのバランスが大事」という言葉もあり、将来サウンドクリエイターを目指す学生たちにとって刺激になったようです。

🌈HAL東京オープンキャンパス🌈

サウンドクリエイター、レコーディングエンジニア…音楽業界の仕事を体験しよう!

申込みはコチラ