授業

2020.6.1

キングレコードでAKB48やSTU48を担当する卒業生に学ぶ、特別講義を開催しました

キングレコード株式会社で活躍する卒業生・東勇也さんをお招きし、在校生に向けてオンラインで講義をしていただきました。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、本学では ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を活用したオンライン授業を導入しています。

キングレコードは水樹奈々さんや宮野真守さん、ももいろクローバーZ、ヒプノシスマイクなどアイドル・アニメ分野、演歌を筆頭に、多数の著名アーティストを抱える大手レコード会社です。 東さんは音楽業界を目指して26歳でHAL東京のミュージック学科に入学。芸能事務所などを経て、現在、キングレコードのA&Rおよびディレクターとして、AKB48、STU48、真っ白なキャンバス、他を担当されています。 業務内容は音楽に関することだけでなく、CDジャケットなどの印刷物や、ミュージックビデオなどの映像関係まで広範囲にわたり、これらの予算やスケジュール管理も業務に含まれます。 天災でミュージックビデオが撮影できなかった事など、実際に第一線で活躍する方にしか分からないような、予測不能な事態を乗り越えてきたエピソードも語っていただきました。

質疑応答では、「HALで学んで活かせたことは?」「就活のコツは?」といった質問から「今後日本のアイドルも海外市場を目指していくのか」というマネジメント視点での質問も飛び交いました。 HALで身につけた音楽の知識・スキルを活かして、活躍する東さん。ご自身の経験から、技術だけではなく、人と人との関係で進んでいく実際の仕事の大変さややりがいを、惜しみなく後輩たちに伝えてくれました。幅広い仕事につながる可能性を知ることができ、学生たちにとって貴重な機会となりました。