授業
2024.4.25
世界中のファンを魅了するゲーム会社・任天堂の代表取締役フェローである、宮本茂氏をHAL東京にお招きし、特別講義を実施しました。宮本氏は「スーパーマリオ」や「ゼルダの伝説」、「ドンキーコング」シリーズの生みの親で、ゲームクリエイターを目指す学生にとってまさに憧れの存在です。 学生に向けて講義をするのはHALだけ、という特別な機会を大きな期待と緊張の面持ちで迎えました。 宮本氏が登場すると、学生たちからは大きな拍手が沸き起こりました。宮本氏がヨッシーのぬいぐるみの隣に腰かけると、アシスタントの学生ルイージが登場!飲み物をお渡してツーショットを撮影するなど、和やかな雰囲気で講義が始まりました。
講義は学生から募集した質問に、宮本氏が答える形式で進行しました。 「キャラクターデザインを考える際どういったところを気にしていますか?」「ゲームを企画・制作する上で大切にしていることは何ですか?」など、たくさんの質問に対して、歴代の名作のお話も交えながら気さくにお答えいただきました。 学生たちは、ゲーム業界のレジェンドの考えを知ろうと、皆真剣に聞き入っている様子でした。
4/28に公開の迫る映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』や、ハリウッドのユニバーサルスタジオに誕生した「ニンテンドーワールド」のことまで、最近手がけられたお仕事についても教えていただきました。そして、今年7月に10年ぶりの新作が発売されることでも話題の「ピクミン」シリーズ。ゲーム学部の先生がプレイする『ピクミン3 デラックス』の画面に合せて、宮本氏に開発秘話をお話しいただくという贅沢な時間もありました。
講義の最後には学生に向けてメッセージをいただきました。 「会社に入ると売れるものが求められるけれど、自分らしいものづくりを磨くことを忘れないでいてほしいです。そして、HALでの学びを一生懸命最後までやり遂げてください。いつか一緒に働ける日もあると思いますので、ぜひ頑張ってください」。 世界中のファンに愛されるゲームを生み出してきたトップクリエイターから激励をいただき、学生たちもゲームづくりに向かう決意とワクワク感が一層高まったようです。今回学んだことを胸に、HALの学生たちが、将来ゲームクリエイターとして活躍することを期待します!