学生作品
2021.10.18
ゲーム産業の未来を担うゲームクリエイターの登竜門『日本ゲーム大賞2021 アマチュア部門』で、493作品の中から、HAL東京の学生作品「Confettia」が佳作を受賞しました。
作品名:Confettia チーム名:のんとのぶ 制作メンバー:檜垣 亮介、任 禹丞、神宮 伶哉、角田 竜一、藁科 空大、新田 希望、作田 綾乃、 佐藤 優伍、大塚 晶史、佐宗 息吹、金丸 修斗、鈴木 雄大
紙の帯があったとします。この紙を使ってメビウスの輪を作ろうとしたとき、紙を「折り曲げ」て「繋ぐ」 必要があります。私たちはこの「メビウスの輪を作る過程」に着目し、「紙を折り曲げて繋ぐゲーム」を製作しました。 Confettiaの根底には常に「折って繋ぐ」があり、このゲームにおいて「折って繋ぐ」事は最も重大な行いになっています。それはステージクリアの目的そのものでもあり、新たな道を開く鍵でもあります。 また、「折って 繋ぐ」事でメビウスの輪を作るという、それそのものの仕掛けを用意しました。この仕掛けを作動させる事で、ステージ全体がメビウスの輪のように繋がりループするという物です。 根本の面白さを損なわないまま、ゲーム性を大きく変えてしまうこの仕掛けは、ある種ゲームの代詞的存在になっています。
「Confettia」は、不思議な本の中に広がる、紙で出来た世界を「折り曲げて」「繋ぐ」ゲームです。 本の中には遊園地の世界が広がっています。ところが、遊園地を動かす電気が止まってしまいました。 プレイヤーの目的は遊園地のロボット「ディア」を導き、電気を取り戻す事です。 プレイヤーは不思議なストーンを操り、本の中の世界を「折り曲げる」事が出来ます。 折り曲げられた世界は形を変え、 ディアが歩く道となります。 ひたすら歩き続ける ディア を導き、抜けてしまったプラグを「繋ぎ」ましょう。