授業
2022.7.14
国内有数の規模を誇る1960年創業の大手デザイン事務所・株式会社たきコーポレーション たき工房より、デザインアドバイザー/アートディレクター舟木真也氏をお迎えし、HAL東京・HAL大阪・HAL名古屋3校でグラフィックデザインを学ぶ学生を対象としたスペシャルゼミを開催しました。
たき工房は国内外のデザインアワードを数多く受賞してきた、業界を代表する会社の一つ。スポーツ、IT、コスメ、ファッション、交通、アイドルなど誰もが知る大手企業の広告を多数手がけています。 講義テーマは「デザイナーに必要な資質」。国内外で豊富な経験を持ち、Adobeアンバサダー幹事も務める舟木氏から、業界事情やデザイナーとして働いていく上で必要なことを教わりました。
最近はクライアントからの要望として、ポスターやパンフレットなど特定の制作物だけを依頼されるよりも、「商品の売り方」まで依頼されることが多くなっているそう。実際の製品プロモーションを例に、グラフィックデザインからリアルイベントまで、たき工房における企画・制作の過程を紹介いただきました。 クライアントから求められる仕事の範囲が広がる一方で、デザインを内製化する企業も増えていると言います。そのような中で、仕事を任せてもらえるデザイナーになる秘訣をたくさん教えていただきました。 最後に「デザインがうまくなるには、とにかくたくさんつくること!」というお話もあり、センスだけではなくアイディアを形にしていく努力を積み重ねることの大切さも学びました。
質疑応答の時間では「才能や得意なことを見つけるには?」「ユーザーやメディアを理解するには?」など、学生からの質問に対して業界を熟知された視点から、親身にお答えいただきました。 憧れの会社の方から直接教わることができた貴重な機会。将来、広告・デザイン業界を目指す学生たちにとって大きなモチベーションとなったようです。
広告・デザイン業界を目指すなら
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