就職プレゼンテーション作品:ミュージック分野『未曾有』

学生作品

2025.3.31

就職プレゼンテーション作品:ミュージック分野『未曾有』

この作品は、2024年度 就職作品プレゼンテーション出展作品です。

作品分野

ミュージック

作者名

永島 光 / ミュージック学科

開発環境・使用ツール

REAPER、MuseScore 4

作品コンセプト

固定観念に囚われない型破りなサウンドによって紡がれる『未曾有の世界観』をテーマとし、聴く人を出だしで鷲掴む様な音作りを施した楽曲作品集です。この音作りを通して、①ジャンルの融合、②モチーフの設定と変容、③実験音楽という3つのアピールポイントに分けて楽曲を解説します。

作品のアピールポイント・注力したこと

①ジャンルの融合 「アフロキューバン(ラテンジャズ)」と「エレクトロニカ」という対照的な二つのジャンルを融合させた真新しい楽曲を生み出しました。トリッキーな変拍子やエッジの効いたサウンド、さらにフルスコアを浄譜しているという点が見どころです。特段私の個性が際立つ作品となっています。 ②モチーフの設定と変容 映像作品と合致した楽曲構成がポイントです。シンプルな「モチーフ」を2つ定め、状況や場面によって多様な解釈ができるよう工夫しました。これらを活用し、映像のカメラワークや状況、主人公の心理状態に応じて曲想を変化させ、視聴者がより没入できるようにしています。 ③実験音楽 既成概念を破壊しながら制作したIDMの楽曲です。目まぐるしい展開が続きますが、それでも「一つの曲」として成立させることを意識し、ぶっ飛び感と聴きやすさのバランスを取りながら仕上げました。

制作にあたってHALで学んで活かせたこと

コンピューターミュージック、音楽理論や作編曲法で培った知識はもちろん、効果音制作が中心となるMAやサウンドデザインで培った知識も、楽曲制作における音作りやミキシングで活かされました。HALで学べて良かった所は、どの教科もあらゆる場面で実践に繋げることが出来るという点です。 ※学科名・学年は作品制作当時。

就職作品プレゼンテーションとは

就職作品プレゼンテーションは、希望業界への就職をめざす卒業前年度の学生(4年制3年次、2年制1年次)のために、ゲーム・CG・映像・アニメ・デザイン・ミュージック・IT・WEBなどの各業界で人気上位の企業から、採用・開発・制作担当者を招き、学生が自ら作品をプレゼンテーションできる専門学校HAL独自のカリキュラムです。就職希望企業と直接話を聞けるチャンスのため、希望者は東京・大阪・名古屋の3地区どこでも参加ができます。(一定の条件あり)