学生の活躍
2020.12.11
アジア各国からクリエイターが集いデジタルアート表現の腕を競い合う『ASIAGRAPH2020』にて、プロを含めた「動画(アニメーション)作品公募部門」でHALの学生作品が最優秀賞を受賞しました! 25歳以下の学生を対象とする「学生アニメーション作品公募部門」でも優秀賞を受賞。入選にも3作品が選ばれるなど、学生たちの制作にかける熱意と確かな実力を示す結果となりました。 また、「OASIS」は国内外から学生作品が集まる、世界規模のコンテスト『INTERNATIONAL STUDENTS CREATIVE AWARD(ISCA) 2020』でも佳作に選ばれました。 見事受賞を果たした学生の作品をご覧ください。※HAL名古屋・HAL東京・HAL大阪の3校実績
CG・デザイン・アニメ4年制学科 CG映像コース(2020年3月卒業※在学中に制作): 三好 優太、橋詰 隆成、五百城 弘守、河口 遼、高城 茂彰、陳 エイセン、坪山 勢矢、峯 滉基、横山 颯雅 作品名:『OASIS』 作品紹介:2050年、急激な気候変動に耐えられず、大量死したカエルを救うべくAIアニマルSAVIORが開発される。SAVIORは大量死した種と同じカエルに出会い、学習し、行動をともにしながら、情報収集を行う。
CG・デザイン・アニメ4年制学科 CG映像コース(2020年3月卒業※在学中に制作) 代表者:石原 佑基 作品名:「AI ANNO」 作品紹介:未来のAIは、年々後継者不足が深刻になる伝統技術を学び、時代を超えて新たな後継者へと継承する架け橋のような存在になると考えました。私たちが世の中にある匠(職人)の作品を見てすばらしいと思う理由は、ひとつ1つ作品に心をこめて創作しているからであり、それが伝統技術にとって一番大切なことだと考えます。機械は人間と異なり永遠の命持っています。機械が人の心の継承をすることができれば、何十年先でも人類の宝物を継承することができると思います。 受賞コメント:受賞の知らせを聞いた時は、大変驚きました。制作期間中は山あり谷ありでしたが、このような大きなコンテストで入選できたことは、私たちにとってとても自信になります。ただ、この結果に満足することなく、これからもより上を目指して日々精進します。
CG・デザイン・アニメ4年制学科 CG映像コース 早川 翔也、秋谷 由紀乃、板橋 みずか、入谷 諒、坂井 大輔、三輪 竜斗、本馬場 航太、山戸 衛、山本 啓太 作品名:「Co-op」 作品紹介:人間のいなくなった街の真ん中に、大きなリンゴの木が生えていました。そこへ“ふたり”の犬がおいしそうなリンゴを食べようとやってきましたが、思ったよりもリンゴの木が高くて…? 受賞コメント:この作品を企画したときは、人間たちの助け合いや協力が試されている、そんな世界情勢の真っただ中でした。人間であればお互いに協力できる、独りよがりの動物とは違うんだ。そんなメッセージをこの作品に込めました。
CG・デザイン・アニメ4年制学科 CG映像コース 松本 真也、脇條 広都、川上 七菜、桝谷 丈太郎、水澤 信也、佐藤 裕記、込山 勇作、浜畑 友香、周家軒、中井 琢磨、西村 大輔、山口 智史 作品名:「WishList」 作品紹介:主人公は欲しいものをノートに描く女の子。色々な経験を経て、本当に大事なものは友達であることに気づく。 受賞コメント:ストーリーから全て自分たちで行うチーム制作は初めてだったので、いろいろ大変な部分がありましたが、チーム皆で試行錯誤しながら完成させることができました。自分たちの作品がいろんな方に見ていただけて、入選できたことをチーム一同喜んでおります。
アジア独自の優れたデジタルコンテンツを発展させること目的とし、世界の第一線で活躍する研究者やクリエイターが集い、技術発表や作品展示を行うイベント。今回の受賞作品は、11月18日(水)~20日(金)オンラインにて開催された『DCEXPO2020』内で発表されました。
国内外の大学や大学院、専門学校の学生を対象とし、若い才能を発掘するだけはなく、社会や海外との交流につながるステージを提供することで、人材育成に貢献する国際的なクリエイティブアワード。