授業
2022.11.14
世界最大のトラックメーカーであるダイムラー・トラック社のアジアデザイン部でデザイナーを務められた、EDDY DESIGN代表の三木英一氏をお迎えし、カーデザイン学科の学生を対象に特別講義として1日ワークショップを開催しました。 三木氏は「三菱ふそう」をはじめ、各種ブランドのインテリア(内装)デザインに従事し、東京モーターショーでも最新技術やトレンドを取り入れたデザイン提案を多数行われてきました。 普段クルマのエクステリア(外装)を中心に学ぶ学生たちへ、まずはインテリアデザインの開発工程や要件、最新のトレンドを教えていただきました。世界のインテリアのトレンドとしてAIやIoTの技術を取り入れ、付加価値を提供できるようなUIやUXのデザインが求められているそうです。
続いて、教わったインテリアデザインの知識を活かしながら、自分たちが考えたクルマにシートやダッシュボードなどの内装の要素を加え、パッケージデザインをブラッシュアップしました。 必要な部品やユーザーが快適に過ごせる空間など、学生たちはインテリアデザインの視点を学んだことで、エクステリアをデザインする際にもより説得力を持たせられることを実感しているようでした。
三木氏からは、「コンセプトから派生するキーワードをたくさん考えて、デザインに落とし込んでいくことが大事」と、すべてのデザインに通ずるアドバイスをいただきました。 これからもHALでは、業界のトップクリエイターから直接学べる機会を学生たちへ提供してまいります。
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