学生の活躍
2020.12.3
TBSが主催するアジア最大級の映像コンテスト『22nd DigiCon6 ASIA』で、HALの学生作品「OASIS」が特別賞にあたる「Special Mention」賞を受賞しました!前哨戦となる『2020 DigiCon6 JAPAN』にて「JAPAN Next Generation」賞を受賞し、日本代表として挑んだアジア本選で、すばらしい結果を残すこととなりました。 「OASIS」は、『第29回CGアニメコンテスト』でも優秀賞を受賞。『ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2020』での環境大臣賞受賞から、CG・映像系コンテストでの快進撃が続いています。卒業制作として学生たちが制作した集大成が、多くの審査員や視聴者から高く評価されていることを誇りに思います。※HAL東京・HAL大阪・HAL名古屋の3校実績 本編はHALの公式YouTubeからも視聴できます。ぜひご覧ください!
CG・デザイン・アニメ4年制学科 CG映像コース(2020年3月卒業※在学中に制作): 三好 優太、橋詰 隆成、五百城 弘守、河口 遼、高城 茂彰、陳 エイセン、坪山 勢矢、峯 滉基、横山 颯雅 作品名:『OASIS』 作品紹介:2050年、急激な気候変動に耐えられず、大量死したカエルを救うべくAIアニマルSAVIORが開発される。SAVIORは大量死した種と同じカエルに出会い、学習し、行動をともにしながら、情報収集を行う。 DigiCon6 ASIA審査員コメント:大林宣彦監督が「映像には過去の歴史を変えることはできないが、未来を変える力がある」と言っていたが、「OASIS」は、まさに未来を変えるような作品。新しいテクノロジーが心や感情を持ち始めたときに、自然や人間、生物といかに共存することができるか、色々な問題を抱える命題に対して、切なさの向こうにある未来への希望を表現してくれた。このような美しい作品をつくってくれたことに感謝したい。
アジアの16地域から、優れたコンテンツクリエイターを発掘することを目的として、株式会社 TBSホールディングスが主催する映像フェスティバル。それぞれの地域でDigiCon6 Regional Awardsが開催され、そこで選ばれたクリエイターたちが一堂に東京に集まり、DigiCon6 ASIAのステージで競い合います。映画監督の犬童一心氏、本広 克行氏やポリゴンピクチュアズの塩田周三氏、海外クリエイターが審査員を務めています。
自主制作のCGアニメ作品を対象とした、国内で最も伝統のあるコンテスト。CG黎明期の1988年に、CGの研究者や制作者達によって、“パーソナルCGアニメ作品の発表の場を設け、広く一般にPRするとともに、その質的向上を促進する”という趣旨で設立されました。劇場アニメ、TVアニメの監督など、国内外で活躍するトップクリエイターを、多数輩出しています。