学生の活躍
2022.10.20
一般社団法人電気自動車普及協会(APEV)が主催する、国際的なカーデザインコンテスト『国際学生“社会的EV”デザインコンテスト2022』において、国内外82チームから専門学校として唯一、HALの学生がファイナリストに選ばれ、見事「環境大臣賞」を受賞しました!※HAL名古屋・東京・大阪の3校実績 2022年度のテーマは「"社会デザインとEV"2040の提案」。人々の生活に必要不可欠なモビリティとしてのEV、人々の豊かな暮らしとは何か…など、単にモビリティのデザインだけでなく、2040年の社会デザインとそれに沿ったコンセプトが重視されました。学生たちは事前審査やワークショップを経て、アジア最大級のIT技術・エレクトロニクスの国際展示会『CEATEC2022』内で開催された最終プレゼンテーション審査に臨みました。
今回のコンテストでは、海外や日本の大学・大学院生が多数参加する中で、HALの学生の実力を試す良い機会になっただけでなく、多様な観点からのモビリティデザインに触れることができる貴重な学びの機会となりました。
カーデザイン学科 藤井 樹、 原 慧太朗、 鈴木 貴大、 上杉 美穂、 張 奥然
作品名:「QHS-Quickly Heal Safety-」 作品紹介:2040年の未来においても、台風の脅威や、地震や津波など回避できない災害は発生してしまうことを想定し、被災者の気持ちを少しでも楽にできるような 「空間で人を支えるEV」を提案します。 2040年の社会では、インフラが建物として固定されているだけでなく、空間として移動するようになっていると考え、支援物資や人員だけでなく、トイレや学校など被災者に必要な空間を運び、より高度な支援を実現するモビリティとしました。 タイヤで公道を走るモードや、がれきの上などをアームで走るモード、道すらなくなってしまった場所ではプロペラを内蔵したタイヤで飛行するモードを搭載し、支援を必要とする被災地のもとへと向かいます。このようなモビリティの活躍により、災害支援の質を高め、被災地でも普段の生活と限りなく近い生活が送れるようになる…そんな2040年になってほしいと願っています。
2013年より、東京モーターショーの開催に合わせて「国際学生EV超小型モビリティデザインコンテスト」を実施。2017年から対象を「EV全般」へ変更し、次世代を担う若者の育成を主目的とし、デザインの持つ創造力・企画力を遺憾なく発揮する事により、モビリティ社会の将来のあり方や環境への新しい取り組みを世界に向けて発信している。
審査委員:藤原洋氏(APEV 理事、株式会社ブロードバンドタワー代表取締役会長兼社長CEO、株式会社インターネット綜合研究所代表取締役)、安藤忠雄氏(建築家、東京大学特別栄誉教授)、井原慶子氏(Future(株)CEO、カーレーサー、日産自動車㈱取締役)、ジャン ファン氏(広州自動車グループ デザイン担当副社長)、竹岡圭氏(モータージャーナリスト、日本自動車ジャーナリスト協会副会長)、松本博子氏(女子美術大学 理事 副学長 研究所長 芸術学部 デザイン・工芸学科 教授)、パトリック ル ケモン氏(デザイナー、元ルノー デザイン担当副社長)、脇田玲氏(アーティスト、慶應義塾大学 環境情報学部 教授)、田嶋伸博氏(APEV代表理事、(株)タジマモーターコーポレーション 代表取締役会長兼社長/CEO)
『国際学生“社会的EV”デザインコンテスト2022』
未来に新しいモビリティを提案!
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